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asana × taishi kamiya

asana kamiya

asana / 浅野裕介

彼は、バリ島滞在時、虫の音、蛙の声などからインスピレーションを受けて曲作りを始めたという。そのエピソードが物語るように、ガムラン、カリンバ、ウクレレ、シタール、トランペット、アナログシンセなど、さまざまな楽器によって紡ぎだされるエキゾチックな雰囲気は聴き手の心の琴線に触れる。2002年にSTIFF SLACKから1stアルバム「kupu kupu」を発表。レコード店だけでなく、カフェや雑貨店、家具店などでもロングセラーを記録。TORTOISE等の作品で知られるアンディー・ミューラーがジャケットデザインを手掛けた事も話題となった。2004年末には豪華アーティストが多数参加した、リミックス・アルバム「ini apa?」を発表。続いて2005年にはタナカアキラとのスプリット・アルバム「split」と精力的なリリース。2006年には初の歌モノに挑戦した待望の2ndアルバム『le le』をEaselより発表。2009年には多数のゲストヴォーカリストを起用したNEW ALBUM『SUAR』を発表。ミニマリズム、ブラジル、アフロポリリズムを独自に消化し新たな音楽的冒険を始めた。全国で積極的に行われているライブでは、ダブ処理も加わったダイナミックな演奏や、美しいアコースティック・バージョン、ループサンプラー等を駆使したソロセットなど、多様な表情を見せる。これまでに国内外の多数のアーティストと共演。個人名義ではゲームソフト、映画、TV番組のサウンドトラックなど活動の場を広げている。サポートミュージシャンとしても多くのアーティストの作品に参加。今後もさらに音楽性の拡張を続けていくだろう。

http://www.thanksgiving-net.com/asana/
http://www.myspace.com/asana73

taishi kamiya

札幌出身。サウンドアーティスト。サックスの音を、演奏したその場でリアルタイムにプロセッシングすることで、ミニマルな音響構造を構成する。また、演奏活動の一方で、空間の中の音を時間的空間的に入れ替えるインスタレーション作品を発表するなど、聴こえる音が音楽になる瞬間を追求し続けている。

http://windtail.com/
http://myspace.com/taishikamiya